case study 導入事例

2023/11/06 補助金支援

ものづくり補助金について

今回は中小企業経営者の注目度の高いものづくり補助金についての概要と対象となる企業および申請時の必須要件についてお伝えしていきます。
ものづくり補助金とは、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の略称で、生産性向上を実現するための革新的なサービスの開発、試作品開発、生産プロセス改善のための設備投資支援を目的とする補助金です。補助の対象となる事業や経費が幅広く、活用しやすい補助金です。設備投資を考えている企業にとってはかなりおすすめできる補助金になるかと思います。

 

✓ ものづくり補助金の申請枠
下記図表の通り、ものづくり補助金は複数の枠に分類されており、それぞれ対象事業者や要件が異なります。補助上限額750万円~5,000万円、補助率1/2もしくは2/3の補助金となります。

出所:中小企業庁発行 ものづくり補助金16次締切公募要領概略版

 

✓ものづくり補助金の対象となる企業
資本金または従業員数が下記以下の企業または個人であることが条件となっています。
下記表にある常勤従業員には正社員、アルバイト、パート、契約社員が当てはまり、
役員や日雇い労働者は当てはまりません。

出所:ものづくり補助金第16次公募要領

 

✓ものづくり補助金の必須要件
ものづくり補助金の必須要件として、以下の3つを満たす必要があります。
1.事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加すること
2・事業計画期間において、補助事業を実施する事業場内で最も低い賃金を、地域別最低賃金+30円以上の水準とする。
3.事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加する。

補助金の交付後の事業報告の際に上記要件について達成されていないことが発覚した場合、返還を求められてしまいます。

以上、中小企業経営者の注目度の高いものづくり築補助金の概要と対象となる企業および申請時の必須要件についてお伝えさせていただきました。
設備投資を考えているが自身の会社が対象となるのかよくわからないという場合は、弊社をはじめ認定支援機関へご相談されることをおすすめいたします。

 

ものづくり補助金HP