～企業を構成する要素～ 「システム」「知的資産」について
中小企業の経営支援に邁進すること早10年、
ここで改めて「中小企業の経営」について、私の考えをお伝えしていきたいと思います。
前回から「企業を構成する要素」についてお話ししていますが、
今回は「システム」「知的資産」についてお話ししたいと思います。
「システム」
重要な業務を遂行するための手順やプロセスを示します。経営管理の仕組みや、人事評価制度、業務システムやITシステムが含まれます。
持続的な成長のためにも、業務の効率性や品質向上を図るため、適切なシステムを導入する、または改善を継続することが必要です。
「知的資産」
人材、ノウハウ、技術、組織、外部ネットワーク、ブランドなどの「目に見えない資産」のことで、競合企業との差別化要因となるものです。
企業固有の知的資産を自己認知し、有機的に結び付けて活用していくことで、収益につなげることが重要です。