case study 導入事例

2020/10/01 経営支援

急速な店舗拡大にともなう収支管理の再構

クライアント情報 業種:衣料小売業 年商:10 億円

抱えていた課題

クライアントは店舗拡大を急速に進めたため、経営管理が追い付いていない状況でした。全体的な売上は増えていますが、手元資金が不足することもあり、店舗ごとの収支を見直して、お金の流れも管理できるようにしたいというご相談をいただきました。

サポート概要

●店舗ごとの収支管理体制を構築
会社と各店舗の経営状況や店舗ごとのオペレーションの状況などについて、経営者、各店舗責任者に詳細なヒアリングを実施し、各店舗が抱えている課題と、課題の解決方法を明らかにしました。その上で店舗ごとの収支管理体制を構築しました。さらに店舗別収支計画を含む事業計画書を策定し、全従業員と計画内容を共有しました。
●資金繰りの管理サポート
管理フォーマットの作成、資金繰り会議、予実管理・日繰り管理など、資金繰りを管理する仕組みを構築しました。

●店舗スタッフの人材育成
エリアマネジメント制を導入し、上長を中心として課題の改善や施策の取り組みを実行できる仕組みを構築。同時に階層別の育成計画を策定し、全スタッフと共有することで、スタッフのモチベーションアップにも繋げました。

voice of consultant
コンサルティングに入った当初は、店舗間でのやり取りもほとんどなく、それぞれがバラバラに動いていて会社全体が混沌としている印象を受けました。今回、事業計画書を全従業員で共有したことにより、全員で計画目標を達成しようという一体感が生まれ、店舗間での情報共有も以前より活発に行われているようです。また、資金繰り管理により、期間に余裕をもった資金調達を行えています。今後は経営基盤を固め、さらに経営拡大を進めていくことを計画されています。