5つの補助金について
こんにちは。ジャストコンサルティング補助金チームからのお知らせです。
中小企業経営者の注目度の高い以下の5つの制度(補助金)についてお伝えしていきます。
5つのうち、事業再構築補助金は「中小企業等事業再構築促進事業」に、その他4つの補助金は「中小企業生産性革命推進事業」に分類されます。
【中小企業等事業再構築促進事業:事業再構築補助金】
第10回まで実施されている事業再構築補助金は、新型コロナ禍によって売上を減少させた中小企業や中堅企業を支援することを目的として発足した制度でした。中小/中堅企業がポストコロナ時代に対応した事業再構築を図ることで、経済社会全体の底上げに繋がると期待されています。令和5年度も、続行が決定となり、より時勢を鑑みて支援対象が拡大され、より多くの事業者に門戸が拡大されました。補助額も高額なため、ぜひ活用を検討していただきたい補助金となります。
【中小企業生産性革命推進事業:その他補助金】
中小企業・小規模事業者は、コロナ以降も人手不足等の構造変化に加え、働き方改革や、物価高騰に伴う賃上げ、インボイス導入など複数年度にわたり、相次ぐ制度変更に対応することが必要となっています。
このため、中小企業基盤整備機構が複数年にわたって中小企業の生産性向上を継続的に支援する「生産性革命推進事業」を創設し、設備投資、IT導入、販路開拓等の支援を一体的かつ機動的に実施してきました。
これらの5つの補助金は通年で公募し、3~4ヶ月おきに複数の締め切りを設けられているので十分な準備の上、都合のよいタイミングで申請・事業実施することが可能となります。
① 事業再構築補助金
新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。
【事業再構築補助金の概要】
② ものづくり補助金
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する補助金です。事業環境変化に合わせた支援策が用意されています。
【ものづくり補助金の概要】
③ 小規模事業者持続化補助金
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の地道な販路開拓等の取組や、あわせて行う業務効率化の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助する補助金です。
※ 常時使用する従業員数が「商業・サービス業(宿泊業、娯楽業を除く)」の場合5人以下、 それ以外の業種の場合20人以下である事業者
【小規模事業者持続化補助金の概要】
④ IT導入補助金
記事の冒頭でも述べたような複数年度にわたり、相次ぐ制度変更に対応する、生産性の向上に資するITツールを導入するための事業費等の経費の一部を補助するものです。
【IT導入補助金の概要】
⑤ 事業承継・引継ぎ補助金
昨今、中小企業の経営者の高齢化が進む中で、後継者不足が深刻になっています。このまま中小企業の廃業が増えていけば、雇用環境や技能承継等への影響は避けられません。
中小企業・小規模事業者の事業承継やM&A等を支援する補助するものです
支援の対象によって、「①経営革新事業」、「②専門家活用事業」、「③廃業・再チャレンジ事業」という3つの事業に分かれています。
【事業承継・引継ぎ補助金の概要】
以上、中小企業経営者の注目度の高い以下の5つの制度(補助金)についてお伝えさせていただきました。
補助金を上手に活用することで、事業に必要な資金をより円滑に回すことが可能です。事業投資に繋げることもでき、税金を財源とした公的な制度ですので、積極的に活用いただくことをお勧めします。
経済産業省 事業再構築補助金事業専用サイトはこちら↓
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/index.html
中小企業生産性革命推進事業専用サイトはこちら↓
ミラサポPlusこちら↓