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2026/11/04 その他

給与を上げても社員のやる気が上がらない?二要因理論から考える人材育成

「給与を上げたのに、社員の意欲が変わらない」。

そんな悩みはありませんか。賃金改善は大切ですが、それだけで仕事への熱意が高まるとは限りません。そこで参考になるのが、ハーズバーグの「二要因理論」です。

 

ハーズバーグの二要因理論とは

ハーズバーグは、仕事の満足と不満足を生む要因は異なると考えました。

一つは「衛生要因」。給与、労働条件、職場環境、人間関係などが該当します。不十分だと不満を招きますが、改善しても必ずしも意欲の向上には直結しません。

もう一つは「動機付け要因」。達成感、仕事への評価、責任、成長の機会などです。これらは仕事への満足感や、主体的に取り組む意欲につながります。

 

なぜ給与だけでは十分でないのか

給与が上がれば生活面の安心感は増します。しかし、仕事が単調で努力も認められなければ、やりがいは生まれにくいでしょう。逆に、挑戦できる仕事があっても、長時間労働や不公平な待遇が続けば不満が募ります。「不満を減らすこと」と「意欲を引き出すこと」は、両方必要なのです。

 

中小企業が実践できる具体策

まずは面談やアンケートで、待遇や職場環境への不満を把握しましょう。そのうえで、社員が達成感を得られる仕組みをつくります。

例えば、成果だけでなく改善提案も評価する、本人の能力に合わせて仕事を任せる、目標設定に社員自身を参加させる、といった取り組みです。経営者と社員の距離が近い中小企業なら、日常的な声かけや対話も生かせます。

ただし、責任だけを増やして裁量や支援を与えなければ逆効果です。安心して挑戦できる環境とセットで考えましょう。

 

モチベーション向上のポイント

社員の意欲を高めるには、待遇改善によって不満を減らし、達成感や成長機会によってやりがいを育てることが大切です。自社の「不満の原因」と「やりがいの源泉」を見直してみましょう。

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