
「前田 節のJust method」~アクションプラン~
前回まで経営改善における「戦略→戦術」までをお伝えしました。
今回は「戦術」を「アクションプラン」として落とし込むプロセスについてお伝えします。
まず、アクションプランとは「行動計画」のことを指します。 目標を達成するためのプロセスを具体的なタスクに切り分け、リストアップしたものを指します。
アクションプランの記載内容としては以下の項目が必要です。
① 戦略:売上を拡大させる
② 戦術:新規取引先を開拓する
③ 具体的実施項目(何を):業務提携先から紹介営業を受ける
④ 具体的実施項目(より具体的に):〇〇社に対して企画提案する(企画書を作成する)
⑤ 実施時期:2025年1月~
⑥ 実施責任者:営業部長
⑦ 実施担当者:営業担当者
⑧ 成果基準:紹介件数〇〇件
アクションプラン作成のポイントは以下の通りです。
・戦略からブレイクダウンする
・戦略達成に必要なKPIを整理する
・実施項目ごとにKPIを設定する
*KPIとは:「Key Performance Indicator」の略で、重要業績評価指標や重要達成度指標と訳されます。企業における目標到達までの、各プロセスの達成度や評価を示す指標で、明確な数値で示すことができる定量的なものであることが求められる