販路拡大(新事業・新市場の開拓)~成功ポイント~
今回はコロナ禍において事業環境が変化する中、自社の強みを活かして販路拡大(新事業・新市場の開拓)を行った企業おける成功ポイントをご紹介致します。
まず、経営上の背景として、外部環境要因(既存市場のグローバル化、既存国内市場の縮小化)と内部環境要因(新規先の獲得、既存顧客ニーズの掘り起こし)を把握した。
そこで市場のマーケティング戦略を立てるべく、以下のことを実施しました。
効果的なアプローチ先の選定をすべく、①対象市場の動向調査、②市場分類とターゲットの選択を実施しました。
また、効率性を高めるべく、①強みやコンセプトを明確化したプレゼンツールの作成、②企業へのアプローチ計画(スケジュール等)の作成を実施しました。
次に実際企業へアプローチを行う際、ターゲット企業との成約率を高めるべく、既存取引先との接点づくりをしました。またアプローチ後のフォローアップとして、相手先のニーズの確認と、そのニーズに対応へ対応可能かの検討を実施しました。
その結果、受注が3倍となり、新規先についても目標としていた件数を獲得することが出来ました。ここでのポイントは、①サービスの独自性や優位性を高めるアプローチを行った点、②ニーズに合わせた提案を行いフォローアップとして柔軟に対応した点です。
同社は上記の成功事例を仕組化すべく、商談フローの業務標準書を作成し、取引先によってカスタマイズ可能な提案資料の作成を実施しました。継続的な実施体制を構築することで、更なる売上増加を図ることが出来ます。