column コラム

2022/02/08 経営

「ブランディングとは?」

ジャストコンサルティング(JC)の山本です。

今回はブランディングについてお話していきます。

 

「ブランディング」と聞くとどういったイメージをお持ちでしょうか?

「大企業がするもの」「高級品に必要なもの」「中小企業には関係ない」などのイメージを持たれている方も多いかもしれません。

ブランディングは決して大企業だけのものではありません。中小企業や個人で経営されているお店でもブランディングに成功している例はたくさんあります。

 

そもそもブランディングとは「自社(自店)と他社(他店)との差別化を実現する」活動を差します。

言い換えると、顧客の頭の中でイメージされる「らしさ」です。

企業名や商品名に顧客が触れたときに、共通のイメージや独自性を感じることができたら、ブランディングが上手くいっているということになります。顧客の中でその企業、サービスが他社とは差別化されており、独自性をもったものであると認識されているからです。

 

ブランディングには、以下のようなメリットが存在します。

①価格競争の回避:商品やサービスに付加価値が生まれ、低価格競争に参戦せずとも消費者からの支持を集めることができます。

②高い利益率の実現:ブランディングにより付加価値が高まることで、顧客からの信用や信頼を生むことができ、高い支持につながります。

③優秀な人材の確保:ブランディングによって企業の魅力や価値観が高まり、それらを十分に発信することで多くの人材が自社のことを知ることができ、好印象を抱くことで優秀な人材の確保につながります。

④新市場の開拓:ブランディングによって社会的価値が高まり、これまで培ってきたブランド力を生かして新しい市場を開拓しやすくなります。

ブランディングには以上のような様々なメリットがあります。

 

ブランディングを効果的に行うためには、まずは組織内でブランディングの必要性を共有することが重要です。何のために、何を目指してブランディングに取り組むのかをメンバー内で明確に理解できていなければ、成功は難しいからです。

ブランディングを行う際は、後々になって方向性や施策についてもブレが生じないよう、最初にしっかりと足元を固めてスタートして下さい。