column コラム

2025/12/17 代表コラム

第3回 事業計画書の重要性

資金調達の現場で、銀行担当者が最も重視する資料が「事業計画書」です。単に数字を並べただけではなく、事業の将来性や収益の裏付けを明確に示すことが求められます。

 

良い事業計画書には3つの要素があります。
1つ目は「現状分析」。市場の規模や競合環境、自社の強み・弱みを整理し、なぜ自社が勝てるのかを論理的に示すことです。
2つ目は「実現可能性」。売上や利益の予測は根拠のある数字でなければなりません。過去の実績や具体的な営業計画、人材配置を明記することで、実現性の高い計画になります。
3つ目は「資金計画」。必要な資金の額、調達方法、返済スケジュールを具体的に示すことが大切です。「とりあえず借りたい」ではなく、「この投資でこれだけの売上増が見込めるので、この返済計画が可能」という筋道を立てて説明する必要があります。

 

事業計画書は単に融資を得るための書類ではありません。経営者自身が自社の未来を整理するツールでもあります。曖昧な部分を洗い出し、社員と共有することで、組織全体が同じ方向を向くことにもつながるのです。

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