～売れる商品～開発と販売戦略
先日、ある取引先を訪問した際、新商品を開発し販売を行ったところ、想定以上の反響があり、売上についても順調な滑り出しであるとのことでした。
そこで、売れる商品と売れない商品の差はどこにあるのでしょうか？
①売れる商品はコンセプト説明が明快である
商品の価格、メリット、魅力、効果等の商品コンセプトが明快であり、顧客がパッと見て商品価値が伝わるデザインセンスも必要です。
②売れる商品は顧客が買う目的が明快である
顧客が商品を買う目的を明快に設定するほど売れる商品になります。買う目的は顧客の購入心理を読んで、顧客が納得する内容にすることが必要です。
③売れる商品は口コミで広がる
口コミで広がりやすい環境を整えることが、効果的です。
では、売れる商品を作るには、どのようなことが重要でしょうか？
①価格付け
価格付けは重要であり、安すぎると赤字になってしまい、高すぎると顧客に手に取ってもらえません。例えば、松竹梅のように3段階で価格付けする等選択肢を増やし、価格の妥当性を示すことで、顧客にとっても選びやすく、買いやすい価格となります。
②付加価値
付加価値がなければ、競合他社との価格勝負に陥り、商品が売れなくなってしまいます。独自性のある付加価値を付けることで、顧客の購買心理に大きな影響を及ぼします。
最後に販売戦略として、どの顧客にアプローチをすべきなのでしょうか？
商品を売れるようにするには、まず既存顧客への販売に注力することが大切です。そこから、前述した口コミ等により新規顧客の獲得のスパイラルを作ることが重要となります。
商品開発、新商品の販売を行う際は、是非とも参考にして頂ければと思います。