column コラム

2021/08/11 経営

コンサルタントから見たフレームワークについて

ジャストコンサルティング(JC)増田です。

 

今回はフレームワークについてお話したいと思います。

フレームワークという言葉を聞いたとき、皆さまはまず頭に何が思い浮かぶでしょうか。
SWOT分析やPEST分析、マーケティングの4P 等、世の中にはフレームワークと呼ばれるツールがいくつも存在します。
思考を整理するためのツールとして、フレームワークは大変有用となります。

 

例えば、目標達成のために経営資源を見つめ直し、経営戦略を作成したいという場合に、SWOT分析というフレームワークがよく用いられます。

S:強み、W:弱み、O:機会、T:脅威という4つの切り口で、自社を取り巻く内部環境や外部環境についての分析を行うものです。

「強みだけ考えて弱みを考えなかった」や「自社の内部環境のことだけ考えて外部環境を考えなかった」等の考え漏れするケースを、SWOT分析のフレームワークに沿って考えることにより防ぐことが可能となります。

 

ここで、私が今回お伝えしたいお話は、「フレームワークは便利なので積極的に使いましょう」ではなく、「フレームワークはあくまでツールに過ぎない」というお話です。

フレームワークを使用する際によく陥りがちなミスとして、作業化してしまうということにあります。

 

例えば、SWOT分析を行うとしましょう。

会社としての強み(S)は何か。考えればいくらでも思いつくものだと思います。弱み(W)はSほどでないにしても、日々感じている弱みをそれなりに出すことができると思います。
次に直面するのが機会(O)や脅威(T)もSWと同様に出さないといけないけど、思いつかない・・となってしまうケースです。

これこそ、作業化してしまっている証拠です。そもそも、SWOT分析はあくまで目的達成のための手段であり、それ自体が目的ではないのです。例えSWOT分析が途中でも、目標達成が出来れば全く問題ありません。

 

フレームワークに限らずですが、物事を遂行していく上で、目標(目的)を見失わないようにする。今一度肝に銘じたいところです。