column コラム

2020/12/07 補助金

経営に役立つ補助金・公的支援制度情報

★経営に役立つ補助金・公的支援制度情報 12月★

〈全国版〉 

「ものづくり補助金4次公募」

今回は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」についてご紹介します。こちらは今年度から通年公募となりました。

また今回の公募が最後となりますが、新型コロナウイルス対応として、特別枠が設定されています。

是非ともご活用ください。

 

<事業内容>

中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。

 

<補助上限>

[一般型] 1,000万円

※特別枠の場合に限り、事業再開枠50万円の上乗せが可能。

[グローバル展開型] 3,000万円

<補 助 率>

[通常枠] 中小企業 1/2、 小規模企業者・小規模事業者 2/3

[特別枠] A類型 2/3、 B・C類型 3/4

[事業再開枠] 定額(10/10、上限50万円)

<補助要件>

以下を満たす3~5年の事業計画の策定及び実行

・付加価値額 +3%以上/年

・給与支給総額+1.5%以上/年

・事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円

※特別枠は、補助事業実施年度の付加価値額及び賃金の引上げを求めず、目標値の達成年限を1年猶予します。

 <公募期間>

公募開始:令和2年8月4日(火) 17時~

<申請受付>

令和2年9月1日(火) 17時~

<応募締切>

令和2年12月18日(金) 17時(4次締切)

今回、当初の締切日が延長されましたが、これによって特別枠が最後となります。

 

特別枠は、新型コロナウイルスの影響を乗り越えるために前向きな投資を行う事業者に対して、出されたもので、国を挙げて手厚く対策が行われています。 今後更に感染拡大等で施策が出ればまた実施されるかもしれませんが、このような特別条件はなかなか出ることがありません。是非とも最後の機会に活用ください。

詳細は以下のページをご確認ください。

http://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html

 

〈和歌山県版〉

「わかやま中小企業元気ファンド事業(地域資源活用事業)」及びわかやま農商工連系ファンド事業」

今回は、公益財団法人わかやま産業振興財団が募集する『わかやま中小企業元気ファンド事業(地域資源活用事業)「以下、元気ファンド」』及び『わかやま農商工連系ファンド事業「以下、農商工連系ファンド」』を紹介します。

この事業では、県知事が指定した地域資源を活用し、新商品や新サービスの研究開発・施策にかかる経費(元気ファンド)、及び県内に事業所を有する中小企業者等と県内で生産活動を行う農林漁業者が連携して行う新商品・新サービス・新たな生産方法・新たな販売方法の研究開発・施策に係る経費(農商工連系ファンド)について、助成されます。

 

1. 助成対象者

【元気ファンド】

県内に事業所を有する創業者・中小企業者・NPO法人

【農商工連系ファンド】

県内に事業所を有する中小企業者・NPO法人・グループと県内で生産活動を行う農林漁業者の連携体

 

2.助成対象事業

【元気ファンド】

(地域資源活用事業A)県知事指定の地域資源を活用した新規性の高い新商品開発等に取り組む事業

(地域資源活用事業B)上記対象事業のうち、助成対象事業完了後3年後に新規事業従事者3人以上もしくは新規事業売上額1,200万円以上見込めること

※地域資源一覧はこちら→地域産業資源の指定

【農商工連系ファンド】

新商品・新サービス・新たな生産方法・新たな販売方法の開発事業

 

3. 助成額と助成率

【元気ファンド】

助成率:2/3以内(県知事が指定した以外の地域資源を活用したものは1/2以内)

助成額:(地域資源活用事業A)50万円以上99万9千円以内

(地域資源活用事業B)100万円以上600万円以内

【農商工連系ファンド】

助成率:2/3以内

助成額:50万円以上300万円以内

 

4.募集期間

令和3年1月22日(金)17時必着

 

○助成対象となる経費、提出書類や応募方法等の詳細は下記からご確認ください。

公益財団法人わかやま産業振興財団 経営支援部 産業支援班

Tel:073-432-3227   E-mail:shinsan@yarukiouendan.jp

https://yarukiouendan.or.jp/news/fund2021/